「天の鶴群」 遣唐使の母
旅人の 宿りせむ野に 霜降らば 我が子羽ぐくめ 天の鶴群
【現代語訳】
大空を舞う鶴の群れよ、凍てつく大地で息子が野宿するようなことがあったら、どうか、その大きな翼で暖めて欲しい。
【解説】 異国へ旅立つわが子への歌 遣唐使の母が、我が子の旅立ちに送った歌。遠い地で、寒さの中で野宿をする時もあるでしょう。「旅の途中に霜が降ったら、どうか空飛ぶ鶴の群れよ、私の息子をその暖かい羽で包んでやっておくれ」と大空を自由に舞うことのできる鶴に、最愛の一人息子の無事を心を込めて祈ります。壮大なスケール感で映像が浮かぶ、私の大好きな歌です。
About this work: Art works Agneta Flock
Music Noriko Kobayashi
Video Produce Shohei Ogawa
Produce Noriko Kobayashi
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