「生きる」(谷川俊太郎作詞/小林範子作曲)オンライン配信始めました

「生きる」谷川俊太郎作詞・小林範子作曲が、tunes core、Apple music など配信サイト(下記リンク)から配信されました。コロナ後の時代、いま「生きている!」ということを感じることが何よりも幸せにつながると思います。ぜひお聴きください。

https://linkco.re/BEAH9uvh

「生きる」ということは、今この瞬間のなにげない、ごくありふれた日常のささやかなできごとに目を向けて大切に味わうこと。音楽が詩に寄り添うようにシンプルな旋律の繰り返しの中語られていきます。コロナの中にある世界にむけて、この歌でみなさんにエールをおくります。

「生きる」ということは、今この瞬間のなにげない、ごくありふれた日常のささやかなできごとに目を向けて大切に味わうこと。音楽が詩に寄り添うようにシンプルな旋律の繰り返しの中語られていきます。分断と格差の時代を乗り越えるさわやかな希望の歌です。

 コロナ後の時代、いま「生きている!」ということを感じることが、何よりも幸せにつながると思いをふかめながら、世界的にも多くのファンを持つ谷川俊太郎先生の詩「生きる」に曲をつけることができました。「生きる」ということは、なにげない、ごくありふれた日常のささやかなことなのです。そういったささやかなこと、ほんのちょっとしたことを大切にすることだと言っているように思います。

かたつむりがはうようなささやかなことから、海が轟いたり、地球が回るようスケールの大きな世界までが、シンプルな旋律の繰り返しの中で語られてゆきます。

自らピアノで歌う作曲者は、2年ほど前に脛を複雑骨折をして以来、以前よりもこの詩の意味が少しよくわかるようになったことこから、この歌でコロナ禍にあるみなさんにエールを贈りたいと思っています。

「生きる」 谷川俊太郎作詞

生きているということ

いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木もれ陽がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみをすること

あなたと手をつなぐこと

生きているということ

いま生きているということ

それはミニスカート

それはプラネタリウム

それはヨハン・シュトラウス 

それはピカソ

それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ

そして

かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ

いま生きているということ

泣けるということ

笑えるということ

怒れるということ

自由ということ

生きているということ

いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ

いま生きてるということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ

ひとひらの花びら:合唱バージョン (寺島悦恩作詞 小林範子作曲)

卒業式シーズンです。この曲では、人生のさまざまな場面での別れとまた新たな出会いをうたにしてみました。

ひとひらの花びら (作詞:寺島悦恩/作曲ピアノ小林範子/合唱:あけぼのホール合唱団)

あなたの手のひら ひとひらの花びら

わたしの手のひら ひとひらの花びら

美しい花びら

雲一つない 青空に 満

開に咲ける 花々

わたしたちは ここで生きてきた

それでも 立ち去るときが来た

満開の春の花の下

いつの日かきっと きっと会うだろう

そうだ今朝は はじまりの朝だ

あなたの手のひら ひとひらの花びら

わたしの手のひら ひとひらの花びら

美しい花びら

菜の花 広がり 桜は弾ける

まっすぐに道は 広がっている

わたしたちはここで生きてゆく

さあ 歩き出すときが来た 満

開の春の花の下

いつの日かきっと きっと会うだろう

そうだ今朝は はじまりの朝だ

楽譜はお問い合わせくださるか、または https://kobayashi-noriko.stores.jp および https://kobayashi-noriko.jp からご購入ください。 録音はあけぼのホール http://www.akebono-hall.com/ からお届けしています。 合唱はあけぼのホール合唱団です。

ひとひらの花びら:合唱バージョン (寺島悦恩作詞 小林範子作曲)

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女声合唱とピアノのための ひとひらの花びら

女声合唱とピアノのための ひとひらの花びら(作詞:寺島悦恩 作曲:小林範子)ができました。

タイトルでもある『ひとひらの花びら』という曲のテーマは「卒業」と「旅立ち」です。親しい 友人達との別れはつらいけれど、新しい生活の始まりへの期待といつか笑顔で再会しようという 決意を込めて、卒業へのエールを送り、皆とつながる歌として合唱していただけたらと思います。 また人生の様々な別れの場面にも、心からのエールを込めて歌っていただけたらと思います。

目次/Contents

1 誕生のアリア

2 アウローラ 3

虹の玻璃 ちきゅう

4 夏の夕べの星に

5 ひとひらの花びら

6 オリーブの丘を]

7 我が友カンパネッラよ

8 JOY-豊穣のうた

価格2000円(税込) 

天使の羽が舞い降りる ‐ チェロのアリア

空から静かに降ってくる天使の羽。一枚そしてまた一枚。疲れている私達の心にひそやかにふんわり届きます。
こころの傷を思い出して、ちょっぴり感傷的にもなったりしますが、ふんわりふんわり癒されていつの間にかこころの痛みは消えてしまいます。そんな天使の羽の音楽です。

前作ヴォイスを中心とした『誕生のアリア』のチェロバージョンです。新たに『トルコ紀行』(1977)、『天使の羽が舞い降りる』(2000)『朝のアウローラより』(1999)など数曲を加え、原曲の魅力をチェロで表現してみました。

TRACKLIST

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演奏

チェロ: 毛利 巨塵
作曲・ピアノ・ボイス: 小林 範子
表紙絵: アグネータ・フロック


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あなたに聴かせたい万葉集

万葉の音の世界を現代風にアレンジしました。ポップな万葉集をお楽しみください。 万葉集歌曲集及び女性3部・混声4部合唱楽譜もあり。

2009年に新たに録音編集したものです。

作曲・歌・ピアノ
小林範子

1000年以上の時間を経ても、人間の愛や悲しみ、恋人や両親や子供を思う気持ちや仕事上の様々な思い、自然に対する畏敬、日本の郷土を愛するそういった思いは時を越えて変わらないものなのですねそのことに気づいた私は、まったく私流の現代的な勝手な解釈ですが、万葉集の魅力のごく一部を同時代の方に感じていただけたらと万葉集から色彩をテーマに曲を選びだし、作曲しました。自分らしく曲を書きたいと思って、楽しく曲作りができた最初の曲集なのです。訳10年ぶりこの夏に修正しました。合唱曲としても、これまで10年間、私の手を離れて、大変、細々とではありますが、東京や北海道や千葉や埼玉の地元の合唱団の方に歌っていただき、私も演奏を聴きに旅をしました。

TRACKLIST

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虹の玻璃(にじのちきゅう)

私は地球が大好きです。地球上の自然の織りなす景観やさまざまな人々や素晴らしい文化の数々。できるだけいろんな国に行って多くの人と話をし、何でも楽しみたい。

いくつになっても全く変わらない思いです。でも、そんな地球が、地雷や化学兵器などによって破壊されてしまう。さらに昨今は、二酸化炭素の排出量の増加により温暖化に歯止めがかからなくなり、地球はどんどん暑くなっています。

こんな中、もう一度美しい地球を取り戻したい、そんな想いからこの曲ができました。

葉祥明さんの美しい挿絵とともに、地球がもう一度美しく輝く未来を想像して誕生した曲でもあります。

TRACKLIST

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演奏

チェロ 毛利巨塵
作曲・編曲 ピアノと歌 こばやしのりこ
子供のうた あけぼのホールの子供たち
表紙絵 葉祥明

価格 1,000円(税込)

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誕生のアリア

何かをはじめようとした時、何かが始まる時には強い意思と方向を定めたエネルギーに満ちているように思いますが、感情的には大きな喜びと深い悲しみ、不安と希望が交錯したような、または次々とあらわれような落ち着かない心境になったりします。

何か新しい時代がはじまる、そんな予感の中で私自身も脱皮しようしながらも未来に対する不安をかかえていました。

でもそんな時、大丈夫だよ、とささやいてくれる心の声に耳をかたむけると次第に心が落ち着いてきます。

そう。本当に大丈夫なのです。そんな想いを音楽にしました。

空気のように生活空間の中にさりげなくとけ込み、さわやかな風のように。そして自らを励まし、安らかな気持ちであり続けるよう作ってきた音楽が、今、皆様の心に届けば幸いです。

これからも暖かい音楽をつくっていきたいと思っています。

作曲・ソプラノ・ピアノ・シンセ・打楽器・録音をすべて一人で行なった最初の作品集

TRACKLIST

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価格 2,000円(税込)

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スウェーデンの織り絵・切り絵作家 アグネータ・フロックの世界 ― ゆめ×織×物語

スウェーデンのテキスタイルの世界で確固たる地位を占めるとともに、切り絵の世界においても高い評価を得てきたアーティスト、アグネータ・フロック。彼女の幻想的で寓話性に満ちた織り絵と切り絵の展覧会がスウェーデン大使館で開催されます。
アグネータ自身が紡ぎ、染めた毛で織られたタペストリーは、毛糸の素材感や豊かさ、暖かさなどを通じて、生命の暖かさと強さを表現します。
独特の寓話性と造形のユニークさで彼女の名を広く知らしめた手彩色切り絵では、スウェーデンの民話や一角獣のような古代ギリシャ神話・ヨーロッパ中世の寓話、そして日本の和歌の世界までがモチーフとなり、さまざまな物語を紡ぎます。
日本の文化はアグネータにとって、想像力を羽ばたかせる豊かな宝庫の一つでした。2008年「川越ライブアート」に招待された際に、日本の詩歌や川越の民話をモチーフに制作された夢見るような切り絵手彩色の数々も今回展示されます。また、音楽と切り絵のコラボレーションによる映像も展示。民話や和歌をモチーフにしたアグネータの切り絵と作曲家・音楽家である小林範子の音楽とのコラボレーションをお楽しみください。

映像上映 

「ストックホルムから川越へ~アグネータの見た日本」
「音楽とスウェーデンの切り絵による12の万葉のうた」
映像 小川翔平(NPO アートバーブズフォーラム)
企画・音楽 小林範子
会期 2011年 10月3日(月)~10月21日(金)土日も開催します
開館時間:月曜~金曜 9:00-17:30
および 土曜・日曜 10:00~17:00
10 月10日(祝日)は休館日となります

会場:スウェーデン大使館 展示ホール スウェーデン大使館

オープニングレセプション 10/3(月) 19:00-20:30 

オープニングレセプション参加ご希望の方は、参加される方全員のお名前とご勤務先を明記のうえ、スウェーデン大使館広報部(info@sweden.or.jp)まで メール・ファックスにて事前にお申し込み下さい。
問合せ先:スウェーデン大使館広報部:03-5562-5060 (直通 5562-5062
ファックス番号03-5562-0977

レセプション内容

大使館からのごあいさつ
アグネータ・フロックからのごあいさつ
オープニングコンサート

切り絵ワークショップ&切り絵と音楽のコラボレーションコンサート 

会場:スウェーデン大使館 展示ホール

開催日時:10月 6日 (木) 15:30~ および 10月 8日 (土) 15:30~
音楽演奏 こばやしのりこ(ピアノ・歌)/佐々木萌絵(フルート)/毛利巨塵(チェロ)
演奏者と内容は毎回変わります。詳細はこのウェブサイトにて。http://kobayashi-noriko.jp
コンサートの申込問い合わせ

期間中にアグネ-タ・フロックさんによる切り絵のワークショップと、音楽と切り絵のコラボレーションを楽しむコンサートを開催、アグネータさんのユニークな発想の原点に触れてみませんか?

アグネータ・フロック切り絵ワークショップ ”Inspiration for creative use of scissors”  

参加費等問い合わせと予約は申し込みと問い合わせこちらへ
開催日時:10月 6日 (木) 11:00~/13:30~ および 10月 8日 (土) 11:00~/13:30~

ワークショップ・コンサートの詳細・お申し込みはこちら 申し込みと問い合わせ までお願いします。

2011Autumn Sale & Vintage Cafe 「北欧の食と芸術の秋」 

西麻布のカフェ・ギャラリーでの北欧の食とアグネータのワークショップ とお話が楽しめます
アグネータさんの切り絵もこちらで販売されます。

開催日時
10月14日(金)~19日(水) 11:00-19:00
10月 15日(土)、16日(日)北欧ヴィンテージ カフェ 同時 開催
10月16日(日) 切り絵 ワークショップ とコンサート 15:30~ (事前予約要)参加費 5,000円 (ドリンク・ お菓子 付き)

会場: 食とギャラリー コライユ(東京都港区西麻布1-8-12) http:// corail.exblog.jp
予約お問い合わせ アクアビットジャパン 03-3408-4778 http://www.aquavitjapan.com/

プロフィール・アグネータ・フロック(Agneta Flock) 

スウェーデンの切り絵作家およびテキスタイル・アーティスト。テキスタイル作品はストックホルム国立美術館に収蔵され、その芸術性は高く評価されている。1980年代末より童話や寓話、神話などをモチーフにした切り絵を発表。これも国内外で人気を博しており、切り絵作品の一部はストックホルムの北方民族博物館に永久保存されている。日本でもNHKのオシャレ工房で活躍する他、個展開催を行い、ファンは多い。出版歴:NHK出版より「光のアトリエ 北欧切り絵 アグネータ・フロックの世界」
(2009/12発行)http://www.swedishart.se/agneta.flock/

ストックホルムから川越へ ‐ スウェーデンの切り絵・織り絵作家アグネータ・フロック展in 川越

平成23年10月23日(日)〜10月28日(金)
10月23日(日)は、午後1時~午後6時まで、
平日は午前10時から午後4時
最終日 28日には アグネータが来館いたします(午後1時)

(開催場所)
亀屋 山崎茶店「茶陶苑」 茶陶苑
無料(入館料として300円)
(主催)
NPOアードバーブズフォーラム
連絡先 小林範子090-6706-9615
協力 スウェーデン大使館
後援 川越市 川越市教育委員会 小江戸川越観光協会

川越とアグネータの出会いは、彼女が2008年の8月に開催された小江戸川越観光ルネサンス事業推進協議会主催の「あるってアート2008」に招聘され、その準備として川越在住の音楽家・文化教育プロデュースの小林範子と、川越と日本の歴史、民話、織物、産物についてさまざまな資料を英語でメールのやりとりをしたこと。結果として川越に関連する37の切り絵作品を作りました。

その後、NPO法人アートバーブズフォーラムがアグネータの川越作品のアニメーションを制作しました。また、小林範子が和歌を題材に作曲した音楽作品をもとにアグネータが切り絵12作品を制作し、切り絵アニメーションと音楽とをコラボさせたコンサートなども開催。スウェーデン大使館での個展の開催実現につながりました。

今回、スウェーデン大使館での展覧会の後、川越・茶陶苑の大蔵においても、同様のアグネータ・フロックの展覧会を行います。
。アンデルセンにも影響を受けた東洋と西洋の融合した魅力を持つ、北欧の素晴らしいアートと川越の出会いを、その発祥地川越にて多くの方にご鑑賞いただけたらと思います。
開催初日の10月23日(日)午後5:00から6:00まで、鎌倉和子ご夫妻によるスウェーデンの楽器、ニッケルハルパ ミニコンサートも行います。またアグネータの切り絵の動画と小林範子の音楽とで構成したショートDVD「ストックホルムから川越へ」お話ミニコンサートにて、アグネータの見た川越の魅力を解説いたします。

北欧のアーティストの目から見た川越の魅力を多くの市民の皆様に再発見していただけたら幸いです。

スウエーデン大使館でのアートコンサート

スウェーデンの織り絵・切り絵作家
アグネータ・フロックの世界 ― ゆめ×織×物語

会期 2011年 10月3日(月)~10月21日(金)
土日も開催します
開館時間: 月曜~金曜 9:00-17:30
および 土曜・日曜 10:00~17:00
10月10日(祝日)は休館日となります

主催: スウェーデン大使館
企画協力:小林範子(NPOアートバーブズフォーラム
Yamanashi Hemsloid (チラシデザイン 寺原百合子)
問合せ先:スウェーデン大使館広報部:03-5562-5060 (直通 5562-5062
ファックス番号03-5562-0977

川越の蔵 茶陶苑での開催川越の蔵
茶陶苑 10月23日より28日まで